財政難に直面している仏IT企業アトスが、銀行団および債権者グループとの財務再構築の条件に関する合意を達成。此の一歩で企業の財政状況が安定することを目指す。

合意には2億3,300万ユーロ（2億4,970万ドル）の資本注入と15億〜16億7,500万ユーロの債務提供が含まれています。さらに、合計29億ユーロの債務を株式に転換する予定であると、アトスは日曜日に発表しました。

この合意は、Atosと株主であるOnepointを含むコンソーシアムとの間で行われた救済交渉が失敗に終わった後に成立したもので、先月末に頓挫したことで、同社のすでに困難な状況を一層悪化させた。

アトスは、再編計画によって負債が約31億ユーロ削減され、2026年12月末までに最低流動性が11億ユーロ確保されると発表しました。同社は、既存の株主が提案された増資に参加できるとも付け加えました。

アトスは、最終的な再構築合意が今月中に実施されることを期待しています。再構築措置は2024年の後半に開始され、遅くとも2025年の第1四半期までに完了する予定です。